カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

詠み人知らず

 
第一報はTVのニュースだった。すぐ弔問に伺ったけれどピンと来てない様子の嫗が可哀想で胸が痛くて。ああいう時はどんな言葉をかけても慰めにならないものだ。今は息子さんの分までと頑張っておられる。

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平成二十九年九月七日
言の葉の何の有るかは 慰めも  母の胸にぞ虚しかるらむ