挽歌
(14)
詠み人知らず
100均のバケツ、あれに水を入れた吾が馬鹿だった。取っ手の根元から割れ、デニムもびちょびちょ。あれは水を入れる物に非ず。冬の楽しみ、作った雪ダルマに最後のお飾りとして載せる帽子だったのだ…。
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平成二十九年六月二十二日
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時
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