カテゴリー: 自然

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詠み人:

なお (女性)

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桜いみじうあまた咲き渡りぬるに,ひらけたるほどは濃かるも淡かるも,照(と)る日の華やかにさしたるままに,こや花の宴な,盛りならばまづこの清らなるありさま,すべて過ぎずてあらなむ,とうち眺め遣りし。

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夢月
コーヤ

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平成二十八年三月六日
河津花 咲き乱れぬは こやうたげ  かは風寄らで 散らでありなむ















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