カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

烏滑稽 (男性)

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大人になると、独りで何だって
出来る気がしてしまう。
でも、この世に何の助けも借りず
生みだせるものは何一つ無いと
木々に心通わせて気付く。
借りゝて、仮初めし生。

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平成二十八年一月二十日
地に宿り 瑞を陽を浴み 実は結ぶ  みな借りざれば 何れも成せぬ