挽歌
(15)
夢士
(男性)
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お盆の夕べ。18歳で去った愛猫を思い出した。死の間際、突然大きな芽を開き、じっと私の顔を見つめ、そして長い眠りについた。きっと「長い間ありがとう。たのしかつたよ。」と言ってくれたのだろう。
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平成二十七年八月十六日
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