カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

そぶ

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他界した祖父が大事に育てていた、夕顔。
祖父と共に逝ったかと思われたその夏、一つの芽から弦を伸ばし始めました。
願わくば、祖父のところまで。

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平成二十七年七月二十三日
夕顔よ蒼く香れや彼岸まで いついつまでも色褪せぬまま