カテゴリー: 自然

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詠み人:

睡魔の塊

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「雲居」は雲が有る場所という意味で空を指したもので、ここでは真っ白な白天を表現しています。そこに薄墨を垂らしたような一筋の黒雲。「手」は筆跡という意味もあるので、誰の手によるものかという疑問です。

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平成二十七年三月十八日
春寒の雲居に流る薄墨の 誰の手にやと滲み行くらむ