カテゴリー: 自然

評価: (7)

拍手

詠み人:

柿の種。

≫他のうたを見る
「雲居」は雲が有る場所という意味で空を指したもので、ここでは真っ白な白天を表現しています。そこに薄墨を垂らしたような一筋の黒雲。「手」は筆跡という意味もあるので、誰の手によるものかという疑問です。

ブログ貼り付け用画像

リンクタグ

ブログに貼り付ける時はこちらから画像をダウンロードしてください

この歌のファン

林林
あまおう
すばる
ながさき
東女
悠々

一覧

平成二十七年三月十八日
春寒の雲居に流る薄墨の 誰の手にやと滲み行くらむ