カテゴリー: その他

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詠み人:

柿の種。

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つなぎ目さえ見られぬ白一色の空。そんな空なら自分は閉じ込められてもいいなんて、考えてみるのですが、暖かい春風に流されて、白(雲)は散り散りになってしまい、無常を実感しつつ無力な自分を想うのです。

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※歌会『詠題「風」』への投稿作品です。

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平成二十七年三月十七日
白天に自を獨りと慾したり 荒ぶ春風白を散らしつ