カテゴリー: 自然

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詠み人:

睡魔の塊

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「気嵐」は朝方、凪の海で霧が立ち込める様子で、嵐とはいえとても静かなものです。そんな気嵐の舞台を不知火海に定めたものです。霧でよく見えませんが、船の燈と潮の香りが不知火を脳裏に描いてゆきます。

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平成二十七年三月十五日
潮の香を受けては凪の氣嵐に 浮かびて流る船の燈