カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

光源氏 (男性)

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折り句で「秋の月」。『源氏物語』夕霧の帖を表してあります。
「つるばみの衣」は、四位以上の喪服のこと。「聞こえ思ふる」は、「〜と思われるものを心に感じた」の意。

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平成二十六年九月二十八日
あくがれの君すむ宮の野を行かば つるばみの衣聞こえ思ふる