カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

もぢずり (女性)

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露草もおしまいの頃、花びら一枚浮かんでいる
ゆっくりと日差しの中へ移動する
哀れ寂しき

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恣翁
紫(ゆかり)

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平成二十六年四月三日
露草の花びらほどの翅をして 青蜆蝶ひとり日中へ