カテゴリー: 恋愛

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詠み人:

詠み人知らず (女性)

 
三人で出かけるときはいつも彼が後部座席に乗っている。金沢への帰路には当然その姿はない。少しだけ座席を倒すと、ああ、またしばらく会えないんだな、なんて思ってしまう。

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平成二十四年四月十二日
数センチ倒す助手席のシートを 君の姿が消えた分だけ