カテゴリー: 挽歌

評価: (2)

拍手

詠み人:

詠み人知らず

 
 六十回目の短針と長針の密か。交われる刹那に生み落とされし人の子の憐憫。

ブログ貼り付け用画像

リンクタグ

ブログに貼り付ける時はこちらから画像をダウンロードしてください

この歌のファン

光源氏

一覧

平成二十四年三月五日
精緻なる針の痛みに喘ぎつつ 貫かれし虚を充たす紅き瞑土