カテゴリー: 家族

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詠み人:

NYAN

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わたしが小学生だったころ、夕方、外の焼却炉でごみを焼くのは、わたしと母の仕事でした。火からこぼれた、黒い灰の紙片が雪に落ちて、風に吹かれて燻っているのを見ているのが好きで、そういうのは遠いな、と。

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あき

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平成二十四年一月二日
ひらひらと煙と舞ひて雪落つる 夕やみのそらにはなれゆくひと