カテゴリー: 恋愛

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詠み人:

詠み人知らず (女性)

 
大きな段差で彼がわたしに手を差し伸べた。その手を握り返し段差の上に引っ張りあげてもらう。その様は端から見ると王子が姫をエスコートしているかのようだが、自分は毒婦でもあるような気がする。

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平成二十三年九月七日
我が王子エスコートする海岸の 上に立つ我姫か毒婦か