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詠み人:

詠み人知らず

 
 耳朶を飾る白銀の十字架。爛れた皮膚に残るステヰグマ。天穹より降る雨の唾棄すべき生微温さ。

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平成二十三年四月二十九日
耳に穿ちし傷口の膿み往く皮膚に触れし時 卯の花腐しは病めにけり