カテゴリー: その他

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詠み人:

詠み人知らず

 
 次第に衰えて往く闇の中、夜露さえ濁る程の禍々しい薔薇。その毒気に宛てられた闇は最早融解寸前。

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平成二十三年二月十二日
憐憫の老いたる射干玉に香りし薔薇 病みたる露さえ濁りけし