カテゴリー: 恋愛

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詠み人:

光源氏 (男性)

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浅草大将様に贈った歌。嵯峨は徒然草の「さがな童」と「性(さが)」を暗示。桐は霧を掛けてあり、霧は時雨に掛かる。恋歌としてあるが、実は童を深く思う歌である。

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平成二十二年八月三十日
桐の葉を踏みわけてなほしぐる袖 ふかき思ひの嵯峨の夕霧