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友はみな困りしときはわれ頼り用なくなれば電話もすぐきる 詠み人知らず |
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重なりて朽つるを待つか山茶花の日に日に土の色となりゆく 詠み人知らず |
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病室で母の手にぎり語り合った粉雪のまう如月ふつかに 詠み人知らず |
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学校の後輩がきて話しこむ教師時代の楽しき日々よ 詠み人知らず |
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大丈夫と声かけくれし人形のこわれ一晩抱いて眠りし 詠み人知らず |



















