夕桐さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- なぞらひて通ひたき門驗ならず 色なき春そ名殘雪なる 令和六年三月十日 9 肩を並べて同じ高校に通えなかった... もっと見る
- 華々し桃の宴の間を外れ 劍を打ち込む我の雛らめ 令和六年三月二日 14 もしも私が雛ならば～歌や踊りより... もっと見る
- 先驅けて雛にぼんぼり添へゆればやまぬ雪とて春しぐれかな 令和六年二月二十四日 16 大雪がきてまた冬に逆戻りですが、... もっと見る
- 円窓を差し過ぐ雪の徒なりや 真幸く梅の香ぞまつらむ 令和六年二月十九日 10 突然の吹雪は気持ちも塞がれてしま... もっと見る
- 何処ともなしに里主追い求め 遠吠えごとき鶯のなく 令和五年五月二十一日 12 春先の近所の土手を散歩していた時... もっと見る
- 花待てど漫ろなりに虹渡る君にそひゐる鳥になりたし 令和五年四月九日 15 重病とわかってから介護を続けてき... もっと見る
- 花霞おぼろ月夜を纏ひては儚き香の花の散るらん 令和五年四月二日 17 平安の城に佇む昔なら私もこんな夜... もっと見る
- か易きにお局樣と語らふも大奧ならば花咲かぬらめ 令和五年三月二十九日 11 かれこれ30年余りバレー仲間とコ... もっと見る
- 肌寒い春の時雨は傘でゆく愛車を汚すわけにはゆかぬ 令和五年三月二十六日 13 雪解けのこの時期の雨はほんとにや... もっと見る
- 甘辛の焼きとうきびが沁みわたるベンチの上にはリラの花咲く 令和五年三月二十六日 1 もう長い事食べてないですが、地元... もっと見る
- 水鳥の憧る空に漫漫と若草色に疊なづく春 令和五年三月二十五日 12 萌黄色と若草色どちらも春色ですが... もっと見る
- 雪解けの丸屋の庭に高知らす光ささめく花時計かな 令和五年三月二十四日 15 やっと我が家の庭も積雪がなくなり... もっと見る
- 冬囲い外して枝を整える時の私はマエストロかな 令和五年三月二十三日 14 まだ北側のヒノキの横は雪が少し残... もっと見る
- 箏爪に君の高麗笛さやかなり殘雪ごとき雛あられかな 令和五年三月五日 14 私がもし、ひな壇の上に乗ったとし... もっと見る
- 岩肌の氷柱見下ろす温泉の梅の酒杯疎し春やも 令和五年二月十三日 16 梅の開花の写真を拝見しても私の家... もっと見る
- しめやかに小さき足跡残したるうさぎ駆けゆく深雪晴かな 令和五年一月二十九日 22 昔はよくゲレンデに出かけていまし... もっと見る
- 氣遣ひの足らぬ家主のあから目に差し合ふ水の嘆きそ凍つれ 令和五年一月二十六日 6 また今年も気付くのが遅れて水を凍... もっと見る
- 給料日前の揚げたてコロッケはキャベツの森の俵となりつ 令和五年一月二十三日 12 食べ盛りの男子3人いた頃は給料日... もっと見る
- 違ふともけだし花芽に比ひなし ふくら雀の春よ侍らむ 令和五年一月二十二日 10 人と違っていても花芽はみなそれぞ... もっと見る
- ぬばたまの昨日と違ふ言の葉を諳んじるごと細雪なり 令和五年一月二十日 7 日々雪の予報を見ながらため息をつ... もっと見る
