芳立のお気に入りの歌一覧
夢士
走り去る深夜のバスの客一人歌詠み歩く吾もまた一人
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河のほとり
寂しさも憂き世のよそに慣れゆきて遊ぶみ山の雪のしづけさ
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神田央子
藻の森に冬の金魚は身を隱し雀は群るる日溜まりの中
10
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只野ハル
そうだねと薄れゆく影並べつつ夏の終わりの風に吹かれる
17
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浅草大将
声なきも歌あるものを梅の香に聞くぞ嬉しき春のおとづれ
16
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浅草大将
この秋も君の便りはつゆ聞かずまたまつの戸に冬を迎へて
8
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浅草大将
ひとときの錦も冬のたつた川あすしら雪のきぬと更へつつ
11
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浅草大将
枯れ果ててむくろは骨とかは島のなほ身に偲ぶ花の盛りを
17
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まぽりん
昨夜の雨むすぶ葉ずゑの玉露に紐や解きけむ朝顔の花
26
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舞
朽ちてゆく日々の残滓をうたとして色のみのこせ一輪の花
24
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まぽりん
甘葛をひと匙かけば削り氷のあはに溶けゆく長瀞の夏
27
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まぽりん
思ひ寝にかよふ夢見も結ばぬをなど昼顔のつみ犯すらん
30
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光源氏
あまもよに蛙の声を聞きながら小澤征爾の真似事をする
11
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詠み人知らず
夏山に今し過ぎぬる夕立の雲より高き蝉の諸声
13
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只野ハル
気持よくない汗苦いだけのビール点滅するカーソルを見ている
11
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矢車菊
てのひらに蛍が淡く光るやうな真夏の夜の青きカクテル
22
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すばる
工作に牛乳パック五個いると言われ慌ててプリンを作る
22
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浅草大将
あふみ路や紅葉も雪もいつしかに妻とふ今日の花の山越え
12
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只野ハル
ミクさんを超えるエンジンV4で週明け早々さちさちにされ
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もなca
自らのちからで移動できることおぼえた君の冒険の日々
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