bellのお気に入りの歌一覧
薫智
孤独とはひとりで過ごすことでなく生かされてると忘れてる時
170
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詠み人知らず
守れない約束だからできなくて君の目蒼くおきざりの海
4
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詠み人知らず
さびしいと泣いてる君を救えないわたしはもっとさびしいひとだ
6
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悠々
苦しむな泣くな悩むなキリがない花や虫さえ寒さ耐えてる
27
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紫苑
縁あり出逢いてもなお救い得ぬ命ありけり「ハゲワシと少女」
7
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紫苑
氷盤を割る音のごと白鷹の張りつめしさま蒼穹に映ゆ
11
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羽
訣別ののちに海馬が走りだしわたしはきっと忘れてしまう
20
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羽
満月の光にゆがむ闇のなか駈けだすものを抑えられない
23
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羽
日向めく獣のにおいを吸いこんで真冬の友を抱きしめにいく
16
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羽
しあわせと言ってごらんよ言霊はきっとあるから春は来るから
21
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羽
木枯らしを避けて子猫とたわむれるきみの背骨が透ける黄昏
20
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紫苑
脆くとも絲たぐり寄せそを綯ひて思ひつなげば汝生きくれよ
9
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紫苑
堰きあえぬ流れ身裡に重りゆき血色の椿ひそと自裁す
8
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ケンイチ
青醒めてゆく雪道に木は闇を秘密のように抱き聳えつ
9
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ゆら
雨垂れが髮から滴る この酷い孤独の中に溶ける気がした
9
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ケンイチ
一寸の呼吸も許さぬ雪野原この歩みのみ時を与ふる
12
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紫苑
鍵盤に指おろさむと彼の弓の引かるるを待つ永遠の一瞬
5
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紫苑
かくも重きいのちの枷を身に負ひて汝悔いざるやノラに問ひたし
6
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詠み人知らず
忘れないひとになりたい忘れないためにあなたに触れないために
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詠み人知らず
恋だけがしたいあなたがオスになる場面は全部落丁させて
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