ゲンセンカン主人のお気に入りの歌一覧
falcon
生くるため身を売りに行く人乗せて電車は走る哀しき鉄路
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紫苑
木犀の雌木と離りし過去を雄木は語らずただ香りけり
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浅草大将
ゆるやかに鳶は廻りて村の上空の高みにはばたきもせず
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舞
異郷なる酒場の隅ではじめての訛り聞きつつ飲む酒もよし
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falcon
木犀のかをる坂道いくうつり思ひたへせぬ秋の夕暮れ
13
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舞
まず一杯 語り始めて二三杯 盃 重ねて時空も超えて
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螢子
天辺に紅き葉一枚揺れてをり秋はそこから始まっている
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舞
うなだれた向日葵にふる雨ありて何事もなく秋の夕暮れ
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浅草大将
文もなし風に忍べる秋こそは色に見へねど香に表はるる
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芳立
罪びとを十人のがすも一人だに無辜を罰すな秋霜烈日
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舞
悠然と老いた農夫が田をめぐる空高くして秋稔りゆく
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弦跳
夕焼けに確かに在りし あの歌がとどめかねつる とどめかねつる
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悠々
案ずるな心のままに詠むがよいみんながキミを楽しんでいる
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後藤郁弥
えらいひと せきにんばかりおもくってことばはかるい 総理大臣
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真田 虫太郎
豪腕と 強引という 語は似てる 解体・再生は エコで頼むわ
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紫苑
閉ざされし朽葉の翅を掌に掬ひみどり灼かるる野に還しけり
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光源氏
うたのわの歎きの空に涙して我が身の露はおきどころなき
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紫苑
存在は永遠にあやふし現世のうへ一点に錘は立ちたり
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浅草大将
空ゆけば浪越す浪や河辺より松を飛び立つしら鷺の群れ
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浅草大将
夕暮れに何をなきさのかまめ鳥浪にうきねは忍び難きか
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