朝比奈のお気に入りの歌一覧
松見草
降る雪につのる思いも下萌えの心の春はいとぞ遠かり
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荒野のペンギン
独り居る 部屋で時々 涙する 理由は吾にも わからぬけれど
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ひげじぃ
なにひとつ善きこともなき一年を掃き浄めたき師走かな
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茂作
ささやかに紙のお飾り同じ松 いづこも待つや新春の訪れ
13
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葛城
雪持ちの南天も笹も日本画の中にあるがに年末寒波
16
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艸介
喧しき晦日にこそ降れよ降れ 音を食みたる白きをとめよ
11
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橘
着るに飽きた振袖却下し母親の小紋を借りて記念撮影
15
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つばす
大晦日余りの寒さに身が縮じむ 畑のダイコンおでんに決まり
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桃山
ゆっくりと二人でお茶をのむ時を持てる幸せこの大晦日
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名鈴
枝の梅は つぼめど君が 濃き衣は 薫りを加へ 正月を待つ
21
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葛城
松飾り使い残しの材料も今日床の間に活けられており
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松見草
散りもせで 再びの春 まつみぐさ 色濃き袖に とどめても見よ
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橘
祖母の味伝えたがるも生聞きで不肖の孫は下手な歌詠む
13
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へし切
冬ごもり 春へを恋ひて草も木も ふふみあり待て いつか花咲く
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名鈴
夢ならば 消え失する前に 読まばやと 震ふ指で 引き解く御文
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松見草
また巡る春を待つらむ都にも芽吹き嬉しき季ぞ来るべし
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葛城
松飾り大小作り設えてまず飾り終え就寝となり
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桃山
遠目には薔薇の花かな葉ボタンの門かど飾る年の瀬の街
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音弥
二重苦の仕事納めの挨拶に最敬礼するオフィス全員
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茂作
絹さやの花を思ひて植ゑつけん うぐひす鳴くや早きを競へ
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