夕桐のお気に入りの歌一覧
ななかまど
過ぎ去りしことを追い想い未来のことに想いをはせることむなし
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茂作
鶯のおぼつかなくも鳴きいでし 梅の花散る市川の里
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海野 冬雪
風待ちの昔栄えし湊町 あなたを待つや雛を飾りて
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夢花火
腫れた目や 浮腫む手足に 物言わず 寄り添う隣り 永遠の特等
4
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音蔵 雅秀
花咲かず実もつけねども むせし苔 優美を咲かす 大和心に
10
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アガサ
うたのわ の袖振り合ふも樂しけれ 何處の歌人と知る由無くも
13
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ながさき
青空は 素晴らしき哉 どこまでも 心のひだに 沁みゐる青よ
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ななかまど
朝の寒ほぐしつつ行く散歩道 細きししむら春光照らす
16
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澪子
ひたすらに戀ふる想ひは水底に深く沈みて珊瑚と化しぬ
9
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しきしま
咲く梅の色の千種に決めかねて香をのみぬすむ春の風かな
14
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悠久
霞たつ湖畔の朝に 用意した二人のためのパーコレーター
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シダ
つきしよの名残りやしらむ山はだの梢を霰と打てばふるらむ
7
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杜鵑草
菜の花の黄にも負けじと春の野に匂ふばかりに山吹の咲く
20
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里香
愛敬に 優れる人を 友に持ち 硬き液晶 頬笑絶えず
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里香
うた一覧 さくらさくらと 重なりて まだ見ぬ花に 触れる心地す
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滝川昌之
竹林で美声を磨く春鳥の気をそがぬよう息ひそめ聴く
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なりあきら
その弦が 脳の片すみ 弾くたび 忘れかけてた 景色が浮かぶ
10
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はなしのぶ゙
やはらかき足裏をもてる吾なりて沈みかけたる陽を追ひかける
9
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鞘森天十里
春雨に潤みて息もしやすかり花に水やるごときなるらし
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恣翁
ほころぶる花の匂ひに 風わたる弥生の空は 重たかるらし
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