音弥のお気に入りの歌一覧
松見草
降る雪につのる思いも下萌えの心の春はいとぞ遠かり
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朝比奈
雪に明け雪に籠めらる湯の宿の雪見の酒の大晦日かな
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橘
着るに飽きた振袖却下し母親の小紋を借りて記念撮影
15
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桃山
ゆっくりと二人でお茶をのむ時を持てる幸せこの大晦日
14
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葛城
雪持ちの南天も笹も日本画の中にあるがに年末寒波
16
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名鈴
枝の梅は つぼめど君が 濃き衣は 薫りを加へ 正月を待つ
21
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松見草
散りもせで 再びの春 まつみぐさ 色濃き袖に とどめても見よ
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橘
祖母の味伝えたがるも生聞きで不肖の孫は下手な歌詠む
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へし切
冬ごもり 春へを恋ひて草も木も ふふみあり待て いつか花咲く
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朝比奈
仕事とは無縁にひらく端末の趣味の講座に身を寛がせ
11
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葛城
松飾り使い残しの材料も今日床の間に活けられており
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KEN
しぐれ降り 枯れ野は斑雪 狐らも 逼きて嫁入る 年の瀬の晝
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横井 信
雪雲をそっと運んだ北風をじっと見つめて飛ぶ冬の鳥
12
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朝比奈
半身を覆いて沈む露天風呂舞う風花の湯にちり消えぬ
15
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名鈴
降り積もる 白雪照らす 朝日影 夜の辛さを ほの紛らはす
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葛城
冬耕の跡に降りたる初雪にはからずも田畑洋菓子となり
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横井 信
ゆっくりと仕事を少し片付けてお疲れ様と閉じるパソコン
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松見草
また巡る春を待つらむ都にも芽吹き嬉しき季ぞ来るべし
19
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茂作
寒々と冬こそ能登に來にけらし 横雪すごき狼烟の燈り
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名鈴
夢ならば 消え失する前に 読まばやと 震ふ指で 引き解く御文
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