みをつくしのお気に入りの歌一覧
灰色猫
なにひとつ成すこともなく誰ひとり愛せぬままの星も光れよ
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緒川みるな
かへり見ば 半世紀經り そよと吹く 風のこゑこそ 哀しかりけれ
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谷村思亜
幸せは 泡粒ほどのはかなさで 悲しみは人生の主な成分
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トウジさん
粗末なる白妙さへも織るをえず横糸欠いては如何にかせむや
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夕夏
れいかななじゅうぞうしょくふはいかがくてきはんのうてきかわくふあん
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うすべに
冬支度 たんすの香りなつかしく 刈田ただよう藁焼く煙
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横井 信
また今日も堂々めぐり やるせない思い振り切り落ち葉を踏んだ
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滝川昌之
勾玉のごときイヤホン若者に太古の風は何を語るや
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ななかまど
しのぶこと懐かしむこと七五三鳩をかき分け七五三衣ゆく
10
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灰色猫
曖昧な未来を前にびびりつついつまでもって誓いあうのさ
8
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灰色猫
人生のたった一日ときどきは自暴自棄でも許されるだろ
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灰色猫
甘色の夢を見ながら眠れたら今夜このまま泡になれたら
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灰色猫
たくさんは欲しくはないさ幸せな笑顔のままで甘えてくれよ
6
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名鈴
嘘つかず 裏切りもせず 具体的な 誰かを思い 作る紙の本
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灰色猫
こんな歌あんなビートで乗り越えた恋の鼓動が高鳴ってるの
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舞
刻の海憂いは深くみをつくしひと偲ばせる冬近き午後
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只野ハル
そしてまた新たな悲しみが満ちるもう終わったのだと知る夜に
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横井 信
刈り残る田んぼに揺れる稲穂にも風はささやく冬の常識
7
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シラサワ
「帰れぬ」と今年二度目の詫び電話「コロナだものね」と母は笑った
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恣翁
公園に 朴の落葉を踏める時 乾きたる音の寂しく響く
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