山本克夫のお気に入りの歌一覧
ひの
携帯を開けて待ってる心臓の音に負けずに光りますよう
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紫苑
清げなる落涙として偽りの玻璃玉ひとつマニキュアに置く
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まるたまる
もうどうせ鳴らぬ電話を埋めに行く心変わりの君の隣に
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市川ありさ
両耳を優しくなでてゆくようなあなたに向かう風になりたい
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久哲
雨、香り孤独なふたり僕たちは千年砂時計の歯車
4
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価格未定
眠いのは実験中のフラスコの酸で溺れる妖精のせい
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シュンイチ
泣きながらたまねぎを切る泣きながらたまねぎを切るときの速度で
10
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卯月
あたらしいビーチサンダルうれしいな おうちの中でピコピコ歩く
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酒井景二朗
モテずして何の男ぞ地の底でうらやんでゐる妖怪我は
4
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ほたる
衣更えすれば去年のスカートの小さな染みよ ふと夏立ちぬ
10
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じゃこ
自主的においしかったと言うまでは生姜焼きしか作ってやらん
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詠み人知らず
久々のポニーテールを褒められて なんだ私もじゅんぷーまんぱん
10
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澤部もりか
しにたい、と口に出してはシャボン玉壊れるような心地たのしむ
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林ユキ
くるしみを解き放ちたい柳絮舞ふ空みづみづと透きとほりゆく
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卯月
暁の港を出でし船人よあなたが帰る場所はここです
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ほたる
「遅刻坂」走って登れ十七の君の遅刻は意味あるべきだ
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ふきのとう
舞い落ちる花びら集めきれいねと箱におさめる幼の四月
14
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トーヤ
暖かな日差しと風がちょっとだけペダルを押してくれる春の日
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紫苑
春過ぎてけふ咲き初むる詰草に俯きがちの「生きたし」を聴く
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逢
心まで亡くなることを「忘れる」と言うんだ わたしを覚えていてね
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