里香のお気に入りの歌一覧
Aquarius
誰一人取り残さない社会からどうぞ私を置き去りにして
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灰色猫
白無垢を織りゆく君が幽霊になったらもっと愛してしまう
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灰色猫
高々と片手を空へ持ち上げてどこまでもって言葉をつかむ
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灰色猫
裏側に名前は書かれていないので月はあなたの所有物ではない
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へし切
くもりなくいつわりもなくきよくあれおのれをただしひとにやさしく
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恣翁
真鍮の火箸描きし 灰の上の無意味な記号 慌てて消しつ
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横井 信
戻らない昨日のミスをひっそりと覆い隠して霧は深まる
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ながさき
鈍色の 空から白い 冬の花 地上に着けば あへなく消へる
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灰色猫
君の名は辞典にのっていないけど世界でいちばんきれいなことば
13
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睡密堂
歌も詩も問わず語りのものなれば心のままに楽しんでこそ
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睡密堂
何もかも投げ出した日に降る雨のぬるく優しく平等なこと
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舞
片隅に 棲むふたりして 倹しくも なにとなくある ささやかな幸
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音蔵 雅秀
痛きほど 陽射し肌刺し汗誘う 長月初旬は未だ盛夏や
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Aquarius
話す内浮かんだことを忘れてくとてもおもろいことだったのに
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灰色猫
またきみのまぼろしをみるまたきみのまぼろしをみる線香花火
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横井 信
丸くなる雲の向こうの月影に去り行く夏を見送る列車
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へし切
きぬぎぬの濡れて悲しき夢のあと 寝覚めの珈琲 君が残り香
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夕夏
比較とか自己満足で幸せは満たされぬものなし遂げたあと
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宇佐木芙和子
他愛なきことも荒ぶる感情も話してくれる君の聲聽く
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うすべに
たあいない会話にはずむ初夏の風カーテン揺らすおだやかな午後
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