元親兄貴のお気に入りの歌一覧
ななかまど
初春の淡き真白な雪とりて手に塩つけてまろく握らむ
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吉野 鮎
みずいろの高處ゆくコントレイル抱かれ溶ける茜の雲に
11
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柏木 月
ひと插しの舞を舞ふ地に立ち祈る判官の想ひ靜と共に
10
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へし切
やはらかな冬の陽ざしは優しくて君のぬくもり想ふ小春日
27
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横井 信
駅前で 銀杏並木の 衣替え 電飾まとい もうひと仕事
16
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河のほとり
懐かしき面影をまた月に見る空こそ夢の在処なりけれ
15
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夢士
弓張の月を仰ぎて母偲ぶ召され逝くみち月に照らされ
19
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横井 信
青い空 赤くなる杉 聳え立つ 冬の日差しを 穏やかに浴び
18
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詠み人知らず
何しても溶けてくれない どうしよう こんな大きな好きのかたまり
16
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灰色猫
自分では届かぬ歌を詠む方に憧れ抱きそっと拍手を
19
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へし切
薄らかに今宵の月夜かすみたる晴れぬこころの置き処もなく
28
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ふじこ
「かーか」から「おかーさん」へと変わった日 娘の笑顔なお鮮やかに
23
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半格斎
晴れ渡る雪田に白鳥群れなして 声 せはしなく朝迎えおり
20
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詠み人知らず
雲隠れ 薄暗闇を照らす月 沈む灯りの 希望を手繰りし
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ななかまど
母の中の小さき仕草ひとつづつ鮮明になる香焚くおりは
11
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大野 冨士子
北の地の痛い小雨に傘はなく 少しのぞいた 太陽恋し
19
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秋日好
支えられ 崩れ落ちゆく心でも永劫回帰の輪を編めようか
19
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滝川昌之
朝届く林檎を一つ仏壇に箱から父の生家の匂い
30
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ラベンダー
氷雨降る 濁り空飛ぶ 鷺が二羽 早く着け着け 暖かな巣へ
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inosann
底冷えに震えるからだが引き寄せるストーブの仲は縮まるばかり
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