成瀬山水のお気に入りの歌一覧
呉竹の憂き節
百くさの花の都に香をとめて寒さはつ音の驚かすかな
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あふひ*・○・*
空風に枯枝ばかりと思いきや緻密に編まれた堂々たる巣
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浅草大将
訪ふなきを泣きのなみだに嘆かずも世をうみに聞けわだつみの声
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コーヤ
小鳥群れ囀る声も軽やかで春の近づく音に聞こえて
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夢士
時告げる鳥も早起き春立つ日二度寝の朝の太陽まぶし
17
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矢車菊
少しずつ秋の別れは濾過されて星のきれいな冬を迎える
28
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舞
木枯しに身は縮めつつその影は夕餉の灯り我が家へ伸びる
15
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舞
秋の夜半雨の降るらんもみじ葉に朝日映して残る白珠
14
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有丘紫橙
雨を浴び凛と佇む白百合の街灯の色に染まることなし
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へし切
閑かさやひとり湯浴みに温もれば虫の音清やか秋の夕暮れ
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矢車菊
長い長い時間が過ぎたかのような夏の終わりの朝の涼しさ
18
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都詩
「英語人」「日本語人」との呼び方が一番合ってるハワイの暮らし
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コーヤ
待ちわびてたった一夜の美の人の月下美人はゆーらり開く
14
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浅草大将
世をすねてなにを極むるあしひきの山口組に道もなければ
10
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まぽりん
後の世も語り伝へなむ八洲守る千尋の海に散りし玉の緒
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潮月繁樹
泣き笑い浮世を忘れ水面より非情の夜に蓮開きけり
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詠み人知らず
私から仕事を取ったら何残るそう言う彼の過酷な老後
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恣翁
碁に興じ 田舎暮らしに染みつれど 都思ふを如何にやはせむ
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芳立
デモに行くからとデートの約束をやぶるやつなど信じられるか
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矢車菊
きみの声も雨に濡れ行く金曜日くちびる読めばダ・スヴィダーニァ
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