文月郁葉のお気に入りの歌一覧
田中ましろ
背負いきれない孤独があふれだしたあと 空 これをなんと読めばいいだろう
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田中ましろ
名前のないあなたよ僕のとなりでは恋人という名を持ちなさい
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晴流奏
生きるとは急かされ仕方なく乗った特急列車に慣れて行く事
12
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晴流奏
無造作に割られた僕の純真は君の温度で溶けていくチョコ
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みやた〜
あけはなつ窓という窓そらというそらより吹きこむ大粒の雨
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たんぽぽすずめ。
優しさで傷む心を拭うのは人へ凛々しく告げる優しさ
9
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紫苑
折りふしに尖れるものを丸め込み針水晶の黒おほきこと
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天鈿女聖
ローズマリーティーを見つめる君だから好きなら好きと言えばいいのに
2
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山本克夫
ゆうぐれにテクノポップが現れてオレンジ色のテクノカットだ
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天鈿女聖
連絡がなくても絶対信じてる全員無事でありますように
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みやた〜
遠くとおく焼き芋を売るこえがする地球は遊びつかれてねむる
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田中ましろ
風になりなさい私はここにいてあなたのために髪を伸ばすよ
11
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山本克夫
お勧めの料理の皿の隅っこにブロッコリーだった頃のわたし
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詠み人知らず
「さよなら」が言えない僕らお互いの肩越しに別の落ち葉を見てた
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みやた〜
湿潤せる未踏地、苔におほわれて松茸の王憤怒のいななき
4
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やねうらねこ
切れ切れのことばはもつれあひながらきみのひとみの奥へと消えぬ
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やねうらねこ
ほろ酔ひに尖る言葉を呑み込めば身をはみ出してきしむ三角
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ムラサキセロリ
仔猫でもないのにきみは戯れに白詰草の芽を刈るのかい?
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東娘
水のなかは光と影がゆれていて胸びれにきみの声はとどかない
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東娘
どんな短歌も誰のものでも呼びだせる天王星の森の図書館
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