夢士のお気に入りの歌一覧
灰色猫
満天の神住む峰に降りそそぐ流星たちの交響楽団
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舞
白雲よ翔びては告げよ十七の幼き我に空の青さを
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名鈴
梅雨寒に 君は濡ちて 帰り来む 湯浴み支度し 待つ夕べかな
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ななかまど
雨の日の重い一日を始むべくすいと手をあげラジオ体操
10
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舞
蛙らのおどろおどろに夜の底聞こえきたるよ夏風物詩
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名鈴
若人の 鄙の別れは 常なるが 縁忘れぬ 便りは嬉し
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横井 信
リモートで繋がっている週末はゆっくり過ぎる明日もまた雨
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ななかまど
ふたたびはかなわぬ槍の穂の景を履き古したる靴は記憶す
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うすべに
鈍色の空にしのつく雨衝いて 家路を急ぐ川鵜はばたく
10
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灰色猫
反目し道を外れた十代を亡き父のため生き直せたら
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KEN
射干玉の 炭も殘さぬ 火の穗舞ふ 朱色の花は 扇の形
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恣翁
いつだとて 「明日は吉」と言ひし君 いませば 我に何か告げまし
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名鈴
間無き雨 墓への道も 崩したり 山上に眠る 父よ如何にぞ
13
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灰色猫
肩車されて見上げた夏の夜の魔法のような打ち上げ花火
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灰色猫
暗闇を走る勇気をくれたのは父さんあなたの優しさでした
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舞
牛飼いの馴れぬ梶の音澪つくし天の原ゆく機織の音のもと
10
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名鈴
暴れ梅雨 根付きし稲も 蛍らも 水屑となりて みな泥土の下
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名鈴
いざ明夜 男牛車を 洗ひつつ 女身装ひ 待つ逢瀬かな
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芳立
白き風まとひて君がなつごろもひとへに駆くる梅雨雲のした
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ななかまど
ワタスゲの白を渡りて吹く風に時は行くとも遠き日の夢
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