雲海のお気に入りの歌一覧
恣翁
古臭き時代の埃 冠りたる歌への拍手 ありがたきかな
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へし切
年古れど忘らるまじき面影を 恋しみ 妹を夢にだにみむ
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舞
恋するに良き季節かな淡色の花移ろわす雨秘めやかに
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あまおう
一歩ずつ 確かめながら 御老人 あじさい寺は 賑わい盛り
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詠み人知らず
どしゃ降りに蒼やみどりが深みたり雨が彩るあじさいの道
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詠み人知らず
手を回す森の鎮守の大木に どうか私を見守りたまへ
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光源氏
誰がために飲めりともなし生ビール酔ひの口角泡を飛ばして
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夢士
グミの木に赤き実つきて子らの待つヒヨ飛び来たり子の夢奪う
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夢士
花摘みし多摩の丘陵懐かしき昔を偲びカメラ片手に
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詠伝
手づから生む白くてしゃっこいお友だちここ何年か会っていないね
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詠み人知らず
廃屋に積もる時間は半世紀 主は施設で白髪を乱し
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inosann
餌付けせし雀飛び立ちし思い出に今フリーターの息子もいつかは
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詠伝
陽光のほのめかす春嗅ぎとればスニーカーなぞ衝動買いせり
16
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桜園
歯の悩みつきぬものぞこまりはてわがはをいかにせんとぞなやむ
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へし切
ことならば言はずにほしきガン告知聞く我さへに静心なし
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詠伝
まぶたとじ童謡ゆれてる耳のなかちっちゃなわたしとおうた歌おう
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inosann
生き方をまるバツよりも三角と詠みし短歌を娘は好む
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桜園
満開の紅梅あまりにあでやかでその甘き香をそっとかいでみる
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へし切
うぐひすの鳴くや三月の梅の花憂目と思へど恋もするかな
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夢士
過の日より数多の時の過ぐるとも下弦の月の姿かわらじ
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