狼煙のお気に入りの歌一覧
こふはる
最果てに 逝った貴方が 持ち去った私の心 還してほしい
4
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杉森伊織
灯りあり飲み物ありて話題あり若人に吹く小夜嵐あり
4
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杉森伊織
打つ鐘を騷音と呼ぶ氣もわかる年に一度だ暫し赦せよ
3
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たけくらべ
師走とて急くこともなき吾なれど世に年の瀬の足音ぞ聞く
22
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みやこうまし
歌を詠む心の余裕なけれども妻の死活を歌にとどめる
22
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千映
個性なら吾の想いを詰め込んだリック拡げる場所を借りよう
13
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秋元 邦明
裏山で コオロギ追つて 遊んだ日 遠きあの日の 友人何処
16
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恣翁
疲れ止みを 黙して 一本付けし妻に謝して 呑みたり 額叩きつつ
25
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へし切
ねがはくは 喜「怒哀」楽を中抜きに 残る命を喜楽に生きたし
34
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裕月
君に会う日は丁寧に髪を梳く午前零時のいつもの儀式
9
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ながさき
何であれ 「信じる」ことは いのち懸け 全存在を かけて悔ひなし
23
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秋元 邦明
今思ふ 私の幼い 質問に微かな笑みで 窘めた母
19
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夢士
湯煙りや木洩れ日キラと硫黄泉揺れし湯面にもみじ葉二つ
19
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呉竹の憂き節
蔦紅葉かからぬ巌なきまでにさぞなあはれも色に出づらむ
7
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へし切
春先に焼ぶる野原に蘇へる生命たくまし萩の花咲く
32
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へし切
妹が香にあらぬものゆゑ藤袴 来る秋ごとに偲ぶ面影
25
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こふはる
簡単に捨てられるならあの人を 内に留めず泡に変えたい
6
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遠路
最果てに あなたを乗せてゆけたなら (かみさまなんていないけれども)
4
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舞
寒む風の立ちて揺蕩うすすき穂に雨白珠の宿る長月
16
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falcon
子らの輪に偽善のにほふ声あげて鬼が隠れる花いちもんめ
23
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