味噌汁派のお気に入りの歌一覧
麻倉ゆえ
入れ替わる風の流れに動的な静を感じる凪の一時
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夏恋
ごくたまに生まれること有り雅歌奇跡のように訪れる夢
10
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光源氏
ますらをの清きその名をしらしめよ今のうつつに我が身を捨てて
10
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浅草大将
何惜しきいくさの種の絶えてのち散るが誉の花を見ずとも
10
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舞
とつくにの いくさする人その家族みな教えたく防人の歌
6
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恣翁
海原の 彼方に落ちる 夕陽を しゃがんで見入る 地蔵が四人
49
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紫苑
逝く夏を置き去りにして斜かひの月あかあかと臈たけてをり
19
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紫苑
雲隠れしてこそ恋の上手なれほむら抱ける夜半の月影
19
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詠み人知らず
さあご主人鮎を焼いては呉れまいか 塩が固まりゃ微温の酒を
22
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詠み人知らず
あぜ道に 縁取りされた雪の田を 宙のとんびは「田」と読んでいる
21
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紫草
生類の声に満ちたる夏の朝われも小さな命にすぎず
20
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