遠井 海のお気に入りの歌一覧
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やひろ
どしゃ降りに濡れて帰ってはたかれて巧く隠れた頬っぺたの緋
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りゅう たいせい
あの夏に ワンピース着てゐた あの人は 人の親へと 変わっていった
7
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恣翁
貞淑と信ぜし妻の柩より 知らぬ男の体臭しけり
13
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ぽざ
春過ぎて 夏きたるらし 白妙の Ｔシャツ透けたシャツと二の腕
1
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夏嶋もこ
兵児帯で金魚のように泳いでくあの子に昔の君を見た夏
2
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ミミンガ
足音で分かるのでしょう玄関を開けるとそこに猫は待ってる
4
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千映
おかえりとお泊りの母迎えます旅行したことおくびにも出さず
4
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朱萌 zzz..
死んじゃったせみはいっしょに弟とうめたよ。だからね、もう、ひとりっ子。
3
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本能寺
綿菓子を買ってほしいと腕を取る浴衣のきみは夏の支配者
40
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ハセガワ
もし僕がハゲても見捨てないでねのもしまで一緒にいないと思う
7
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ハセガワ
完璧なあなたのたった唯一のでも最大の落ち度が私
2
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恣翁
妹が歌を 夫の讃ふるは人の情 気になさらずに詠み続くべし
32
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島井うみ
指先の切り傷すらいたわるくせにわたしを好きじゃないのはずるい
5
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島井うみ
知らぬまに父になってたあの人はまなざしだけでわたしに触れる
5
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島井うみ
能天気な晴れ空に腹が立つように好きなのに「死ね」と思ってしまう
5
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鹿男あほでよし
他人事みたいに「かわいそうだね」とペニスに語りかけてる夜明け
10
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鹿男あほでよし
付き合って やっぱ私はあの人が好き って気付かせたげるだけの僕
11
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鹿男あほでよし
返信が来る偶然に慣れ過ぎて来ない普通が こんなにツライ
12
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詠み人知らず
エピペンがいくらあっても足りないの果物アレルギー厄介な奴
8
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詠み人知らず
裸だよ王様子供に言われても知らぬ存ぜぬ大人嘘つき
10
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