みなまのお気に入りの歌一覧
恣翁
愛果てて萎るるまへに その色香 今し摘み採り 嘗め尽くさばや
14
もっと見る
工藤吉生
見通しのよい地点から沈む陽を見ていたずっとこうしたかった
6
もっと見る
己利善慮鬼
幾千の淋しい歌があるだろう擦れ違うことも歌にして、君
7
もっと見る
浅草大将
ぬばたまの夢に逢ふ夜は覚むるとも常世の春のあけぼのの空
6
もっと見る
詠み人知らず
タラバガニはヤドカリなんだぼくのすむちいさないえもヤドカリなんだ
6
もっと見る
恣翁
緑青ゆ古びし色の湖や 心臓をすら 凍えさせなむ
21
もっと見る
詠伝
蝶番で開くウサギの腹のなかガラス釦の破片をしまう
14
もっと見る
高島津 諦
P MODEL 平沢進の歌詞のよう君がカレーを作る確率
1
もっと見る
島祝
二度の雀の歌をききてなほあかき眼は閉ぢられもせず
19
もっと見る
詠伝
幸せに他者など必要なかったのわたしは私が愛してやるさ
8
もっと見る
詠伝
このままだと私ほんとに死んじゃうからおいとましますと帰巣本能
10
もっと見る
宮野 怜
はつなつの雨夜に寄せる涼風のいつしかとのみ待ち侘びてゐる
7
もっと見る
宮野 怜
ひたひたに夜を注いだ揺り籠で君は魚の夢を見るらん
10
もっと見る
工藤吉生
じゃれあって下校してくる三人の近づけば金銭の話だ
5
もっと見る
工藤吉生
気がつけばすごい技術のフルートの曲が流れてまだ人を待つ
6
もっと見る
工藤吉生
眠ったと思った人が起きていた頬杖の上に目がカッと開く
7
もっと見る
紫苑
欠かれし身もとむる影の八千あまりカインのけむり地をおほひたり
12
もっと見る
工藤吉生
孫どころか子も妻もなく取り出した定規で背中がしがしと掻く
10
もっと見る
工藤吉生
もう五月なんて言ってるうちにもう六月なんて言ってるうちに
8
もっと見る
恣翁
肩口に 秋ぞ染むなる 叢薄 風立つままに打ち靡けるに
24
もっと見る
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[394]