おおみはじめのお気に入りの歌一覧
光源氏
空ならで水面にゆらく写し身に心つやめく夜半の月かな
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詠み人知らず
思春期の膿んだ心の持ち主が頑張って着る夏服の白
8
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芳立
乙女らのさかり近しや梅雨晴れの光あつむる白きブラウス
13
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はな
「でかきゃいいってもんじゃない掌におさまるくらいがいちばんいいよ」
6
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Coo
この空の全てが鳥のトイレかな躱しきれない彼らの自由を
3
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浅草大将
酒ばかりのみの宿禰は我なれど未だ知らざりたいまの蹴速
11
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れお
パレットで全ての色が主張して暗示している世界の終焉
5
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舞
何処からか響きも軽く風鈴に風流を知る朝の地下街
6
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浅草大将
幾そたびソーダの泡にしづめしか積み荷ぞ重きわが貨物船
5
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悠々
斎場ノ煙突直二天ヘ伸ビ荒ブル魂ノ父ノボリユク
12
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光源氏
ながむれど影ぞむなしく消えにけり花の都は今日も暮れゆく
14
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芳立
音もなくたなびく雲に臥す月の君は知らじなたれの思ふと
12
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紫苑
雲の切れ身あらはるるを知りもせで月ぼんやりと踞りけり
18
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詠み人知らず
池の面に光映ろふ蛍火の離れで身に添ふ面影や誰
6
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庭鳥
蔓だけがつるつると伸びます。やるな、こちらは葉っぱねらうと知って
2
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庭鳥
ひとり寝の腕に血圧計巻いたなら高血圧と言われそうです
7
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舞
一瞬の光を放ち闇に消え名残を残す紫陽花の紅
7
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浅草大将
今はただ花も夢なれさくら木の眠りも深きみどり葉のころ
24
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芳立
みな人の仰ぎ見ぬ間のさみだれに蒼まさりゆく街の桜葉
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三沢左右
親鳥に温められているような丸い卵の老いらくの恋
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