染季のお気に入りの歌一覧
舞
ひとすじの星の落ちゆくその頬に唇寄せん時止まれ今
11
もっと見る
詠み人知らず
乙女らのブラス奏でるスウィングは夏の薫りをはこぶ涼風
26
もっと見る
光源氏
色めきし花の衣にいざなはれ尽きせぬものを春の夜に見む
22
もっと見る
ケンイチ
遠白の記憶の果てに薄れゆく我が恋しきは空のみづいろ
18
もっと見る
たつかわ梨凰
金星の輝きをその先端に置き奏でるは天界の楽
9
もっと見る
三沢左右
中空の星も吐息にくもりをり寒けさまさる晩秋の夜辺
20
もっと見る
恣翁
清しき夜 高き天より 露墜ちぬ 蓮の台に 定まらずして
29
もっと見る
芳立
やすらけきまどろみの中けやき葉の冬に先立ち散れる日だまり
21
もっと見る
浅草大将
そを見れば誰かまがきの島と言ふ咲くは隔てをしら菊の花
15
もっと見る
恣翁
船泊めし 運河は 深き夜空なり 無数の星の 傍に瞬く
31
もっと見る
あき
君がその背中の羽で飛ぶ気ならこのスカートはやめるべきだな
25
もっと見る
falcon
夕霧に隠るもほのか紅染めて萩散る峠君立ち越ゆる
9
もっと見る
みやこうまし
鳴き遊ぶ雀の声に融け入りてしばし世ばなれ鳥の宇宙に
11
もっと見る
みつば
十分後 きみは泣くでしょ だからこの映画好きなの もいちど観ようよ
11
もっと見る
恣翁
読み残す 書を閉ぢ灯火 吹き消して 床で聞き入る 雨垂れの音
31
もっと見る
シュンイチ
ささやかにあなたがぼくを好きになることから空をはじめましょうか
16
もっと見る
浅草大将
草の陰いつしか秋をさきがけてひそかに夏をこすもすの花
22
もっと見る
悠
雲が去り天を彩る星の群れ星の瞬き月より美し
6
もっと見る
詠み人知らず
染め色を忘れた白き紫陽花の憂ひを包む雨の囁き
68
もっと見る
河のほとり
今はただ歌なき歌の風となり夢をとむらふ空の奥つ城
24
もっと見る
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
>>