さとうはなのお気に入りの歌一覧
白亜
ひややかなみづにのみ滿たされた身を透かしてゐる冬の窓ぎは
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詠み人知らず
新作のチョコを買うのは我慢して桃の枝など手に入れました
10
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聴雨
ふところに雲低く抱く山並みの寒き三月朔日の朝
19
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詠み人知らず
濡ちふる雨の雫のつぎつぎにつれなき君に会ふよしもがな
13
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加祢
絡まりし思いもすうっと引いてゆく氷枕の心地よきこと
21
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恣翁
寂しげな 微笑浮かべし 薔薇の上に 花弁雪の 蒼ざめて落つ
29
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逢
心まで亡くなることを「忘れる」と言うんだ わたしを覚えていてね
31
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垂々
音のない「またね」車窓を曇らせて 3番線のドア閉まります
40
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詩月恵
ゴーリーを教えてくれた君のこと思い出さないはずだったのに
12
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舞
家族待つ家の灯かりは倹しくもつくる夕餉に思いのありて
6
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三沢左右
僕だけの明日をあなたの幸せに染め変えてゆく白い好日
18
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光源氏
紫の雲路をながむ凪の夜妙の調べにいだかれながら
16
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悠々
春愁や無人のメリーゴーランドおもひで連れてまはるよ囘る
27
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芳立
華も香もあらましものを茉莉花の蕾と見ればはや摘まれつつ
14
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詠み人知らず
みちかけて朝は消えゆく命かなこころに映して月とこそ見め
26
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舞
気が付けばともに昼寝す妻と吾こたつ一つで午後の過ぎゆく
11
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浅草大将
山の端に霞の網をはるは来てまたもや月をとれと子の泣く
18
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光源氏
名殘月搖らく光を拜むれどさびしさつのる慟哭の花
17
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詠み人知らず
恋は花咲くも咲かぬもそのままに心なき身には羨しかりけり
10
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まるたまる
物分かり良いふりをしているけれど君の全てが欲しい夜もある
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