ぎんこのお気に入りの歌一覧
舞
億年の時の流れに今ここにふたり出逢いえる輪廻の奇跡
14
もっと見る
矢車菊
長い長い時間が過ぎたかのような夏の終わりの朝の涼しさ
18
もっと見る
小林道憲
歳老いし耳の底にも残りたる帰りしのちの孫の足音
20
もっと見る
へし切
閑かさやひとり湯浴みに温もれば虫の音清やか秋の夕暮れ
27
もっと見る
コーヤ
草を分け萩の枝伸びうす紅の花ほころびて野道はなやぐ
21
もっと見る
舞
貴女へと思いを託す白雲の行けよ七月この青空を
12
もっと見る
あまおう
沈黙に肩を並べて堪えられる 線香花火が似合う関係
33
もっと見る
舞
ひと夏をただひたすらに蝉たちの命かけたる蝉時雨かな
8
もっと見る
舞
短か夜の明けるを待たず鳴く蝉はまだ寝る人に夏を惜しめと
10
もっと見る
ながさき
半日の 仕事を終えて 帰路につく 車窓から見る 夏草の海
20
もっと見る
紫苑
手をはなれ水面をすべる笹舟の誰がてのひらに宿りやはせむ
18
もっと見る
ながさき
仏性は 全ての人に 備われり 引き出す道を 学び究めん
14
もっと見る
へし切
病む人を治す術なき吾なれど歌により添ふ友となりたし
48
もっと見る
山桃
舟遊び揺れて消えてゆく乗り合いの人みなゆかし今生の川
11
もっと見る
舞
我が内に黒き波立つ闇の海ひたぶる聞こゆ潮騒の音
10
もっと見る
舞
散る時を知りてなを待つ桜かな花咲くまでのときめきの空
9
もっと見る
舞
一葉も残さず散りて潔ぎよく霜を纏といて山桜立つ
7
もっと見る
舞
月影を受けて飛びゆく白鳥の呼び交う声の響きて遥か
12
もっと見る
舞
朝日降る淀の流れの滔々と夢も歴史も呑みて留まらず
7
もっと見る
山桃
なきひとのおもひでさへや告げなくに旅立つ君を愛しとおもふ
7
もっと見る
1
|
2
|
3
>>