恣翁さん
のうた一覧
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射竦むる 女の侮蔑の 眼差しは 総身に水を 浴びせ掛けけり
平成二十三年六月十九日
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枕辺に 擦り寄る夢魔は 残酷に 我が快楽ぞ 笑みて眺むる
平成二十三年六月十八日
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浮き草に 混じりて微雨に 白き菱 眺めて日がな 訪ふ人も無し
平成二十三年六月十七日
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菱は浮萍を透す 緑錦の池 夏鶯...
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傾ける 月はいざよひ 露を置く 欄干の上の 空に残れり
平成二十三年六月十六日
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あそびくもさんの螢に寄せた恋歌...
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松風の 風情を醸す 七絃の 琴の古調ぞ 弾く人のなき
平成二十三年六月十五日
22
泠々たる七絃の上 静かに松風の...
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手擦れして 輪郭すらも 模糊たりし 忘れられける 壁のレリーフ
平成二十三年六月十四日
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涼し気な 少女の視線は ぼんやりと 剥がれかけたる 壁紙に落つ
平成二十三年六月十三日
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所在なく 長き睫毛の その奧に 寂しき色を 浮かべる少女
平成二十三年六月十三日
14
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窓の灯に 風鐸の影 見ゆれども 庭の木賊は 黄昏に消ゆ
平成二十三年六月十日
21
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辿り来し 古人の途に 逆らひて 今人遅く 峠越えゆく
平成二十三年六月九日
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いただいた短歌 鳶色の瞳に映る...
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雨上がり 偸かに風の 簾を揺らし 読みかけし書を 翻したり
平成二十三年六月九日
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青苔 地に満ちて 初めて晴れし後...
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真っ直ぐな 眼差し向ける 幼女の 瞳を籠める 鳶色の翳
平成二十三年六月八日
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女の子の鳶色の真っ直ぐな瞳には...
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燃ゆる火に 誘はれ来ては 落ちて逝く 蛾の羽根を焼く 臭ひ漂ふ
平成二十三年六月七日
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ねずみさんの乱舞する蛾の歌に対...
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のっそりと 漆のごとき 黒き背を うねらせながら 牛の歩めり
平成二十三年六月六日
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白波を 立て行く舟を 尻目にし 軍艦島の 陽炎に揺る
平成二十三年六月六日
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痩せし月 光の粉を 塗しては 冷たく町を 見下ろせりけり
平成二十三年六月三日
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学生時代を過ごした京都の町では...
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外環を 通る車も 疎らなる 街沈みたる 霧の海にぞ
平成二十三年六月二日
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今朝、通勤途上の電車の中で見た...
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黒柿の 扇子の骨を 一つづつ 出し入れしては 棋士の熟慮す
平成二十三年六月一日
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今だけを 生き切りつべし 禅房に 但だ鐘磬の 音のみぞ聞く
平成二十三年五月三十一日
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清晨 古き寺に入れば、初日 高林...
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午睡より 目覚めし後も 追憶に 支配されたる 大脳皮質
平成二十三年五月二十九日
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