紫苑さん
のうた一覧
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花待たず逝きし啄木よ汝もまた燃ゆるおもひを遂げざりしとや
平成二十二年四月十三日
7
啄木と晶子。 互いの歌には相手...
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くさぐさの澱に重れる腰までの髪に永ちゃんの声はやさしい
平成二十二年四月十二日
0
日常にかまけて放っておいた髪が腰...
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窓はじく指遠ざかり雨の手がさくら擲つ音あるかなきかに
平成二十二年四月十二日
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陽を透かす翠のさくら空に溶け秘する色香の臈たけて見ゆ
平成二十二年四月十二日
12
近所に多くの種類の桜を集めてある...
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やえざくら濃ゆき化粧を愛人てふひとにみせじなくるうこころを
平成二十二年四月十二日
5
ピンクの八重桜を「化粧の濃い女」...
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醉ひてなほ芯の冷えゐる胸かかへ黷き水面に花みつめをり
平成二十二年四月十一日
18
花=桜です。
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ひとけなき御堂の梁に黄の鳥の羽ばたき告れり我がひめごとを
平成二十二年四月十一日
6
アーサー・ミラーの「るつぼ」に、...
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ことのはの魂吸ひてなほ彷徨へるあやかしは花の満開の下
平成二十二年四月十日
6
三島由紀夫の「卒塔婆小町」のイメ...
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燃え残る瀝青を胸底に花の廊わたれば白き灰降りやまず
平成二十二年四月十日
6
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木馬御すさざめき春の蒼空に溶け幼なの髪に陽はあそびをり
平成二十二年四月九日
17
新しい要素を入れたので少し歌意が...
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花浴びて知恵伊豆ねむる平林寺巡る疎水に月のさやけし
平成二十二年四月九日
10
知恵伊豆(松平信綱)は、野火止用...
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八咫烏にはあらざるもみやしろの公孫樹に黒き子を育てをり
平成二十二年四月九日
9
近所の神社にある公孫樹の叉にカラ...
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普賢象いまだ咲かざりいにしへの血は灌仏会近きを知りてむ
平成二十二年四月七日
9
普賢象は、室町時代から知られてい...
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繋がるる黄蝶のごとき連翹に紋白の死をふと思ひをり
平成二十二年四月七日
6
「紋白」はモンシロチョウでもあり...
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ものいはぬ野晒ひとつ抱きこもる櫻はいだく手にあまりけり
平成二十二年四月七日
8
野晒=されこうべ。
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ひと夏の青き想いを閉じ込めて息づきやまぬたんぽぽのお酒
平成二十二年四月七日
24
遅くなりましたが、たんぽぽすずめ...
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黒き蔦身をもて描けり逃れ得ぬ迷路のごとき蜘蛛の巣後光
平成二十二年四月六日
5
蜘蛛の巣後光=あみだくじ。
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潮の香は陸に拡ごりてひとの世のなどて哀しき花冷えのあさ
平成二十二年四月六日
8
満潮で川に潮が上がってきているの...
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風の手や青み重れる枇杷の実の地に落ち朽つるひと群れを見つ
平成二十二年四月六日
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なみだとし我思はめや花散らす雨に霧笛のくぐもり聞こゆ
平成二十二年四月六日
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