紫苑さん
のうた一覧
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細葉榕がいぶしこぶしの根に抱けるくさぐさはうつし世の営み
平成二十三年六月二十三日
8
関東地方ではごく小さい苗しか売っ...
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四つ菱の花群れ咲ける山桑は木の間がくれに雲を描きぬ
平成二十三年六月二十三日
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花の時期はとうに過ぎてしまいまし...
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山鳩の鳴きつるかたに昇る日の高さまさりて夏至りけり
平成二十三年六月二十二日
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「Taenzerin von Izu」携えて峠超ゆ背に降りしきる夏時雨かな
平成二十三年六月二十一日
2
父が独文を教えており、他大学の夏...
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雲の切れ身あらはるるを知りもせで月ぼんやりと踞りけり
平成二十三年六月二十日
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「月光の鈍さを表現」するという視...
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破れ船のごと薄暗き地下道の澱みを帯びて人の行き交ふ
平成二十三年六月二十日
10
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行き暮れて想ひほたるの道しるべ汝が笹舟の楫もたぬゆゑ
平成二十三年六月十九日
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本歌: 由良の門を渡る舟人かぢ...
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散り敷ける沙羅の白花ひと日もて尽くるいのちに悔いなくも見ゆ
平成二十三年六月十八日
32
きれいな白い花をたくさんつけた木...
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所在なきスワンボートを眠らせて湖閉ざすかに六月の雨
平成二十三年六月十七日
22
歌会用のを作るつもりだったのです...
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もの思ふ胸のしこりを掬ひけり泰山木はほの白き掌で
平成二十三年六月十六日
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本歌: ゆふぐれの泰山木の白花...
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刃受け朱に染みにしもみぢ葉よ揺蕩ふままに死を謳歌せよ
平成二十三年六月十六日
7
木枯らしに揺らぐ欅のもみじ葉よ ...
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演習はあつたなかつたヘリの音は日の暮れてなほ南へ北へ
平成二十三年六月十四日
10
横須賀と座間を行ったり来たり。先...
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特攻花外来ゆへに厭ふるもあり花はただ在りて咲けるも
平成二十三年六月十四日
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知覧では特攻花と呼ばれていると以...
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安穏をなど貶したきまろまろと太れる蕪を真二つに切る
平成二十三年六月十三日
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デラシネの胸にひらめく旗のなくグラスの小さき氷まろびぬ
平成二十三年六月十二日
11
私に特定の政治的信条があるわけで...
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蕺草の十字活くれば尼僧棲む窓辺にしろき身をひらきけり
平成二十三年六月十日
11
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東の果ての守りする鷹姫の身をし奪へば水涸るるかに
平成二十三年六月十日
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縺るるは人生の糸か枷の輪に手繰れる糸に端のなきなり
平成二十三年六月十日
9
古典芸能で連作を詠んでみたいので...
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袂をば払うて浄き身ならむと思へど袖に雪ふりやまず
平成二十三年六月八日
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鱗にし凝れる肌悪みつつ汝に追ひ縋る慾やみがたき
平成二十三年六月八日
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