紫苑さん
のうた一覧
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風の引く斜線のゆれてあまびこのやさしき音の窓を拍ちをり
平成二十六年五月二十一日
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つる薔薇が咲き初めしとふ文ひとつ五月の風のみをにのりくる
平成二十六年五月八日
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結社の先輩からメッセージをいただ...
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風の手の雲をぬぐへば水底を透かしてあはき陽のさし入りぬ
平成二十六年四月十七日
13
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春の雨しばしふふめばしつとりと鉢土の黒いやまさりゆく
平成二十六年三月二十三日
10
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鈍雲の垂れ込むるさに斜線あまた引く手のありや雨降り頻きる
平成二十六年三月十日
2
題詠でなければ使わないであろう漢...
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一閃の快音ひびきひさかたの陽の射し入りぬ竹林の秋
平成二十六年二月四日
7
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くれなゐにけぶる夕べを目にいだき飲みたる酒はほのかにあまし
平成二十六年二月二日
6
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玉の緒のうつつにあらず暮れなづむ空をかがよふうすくれなゐの
平成二十六年一月十四日
12
「暮れなずむ空の憧憬とも呼べそう...
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じふぐわつの花ちり落ちぬ水の面にうつれる脛ゆきえゆくみだら
平成二十五年十月十九日
6
「秋」とか「さびしい」とか言わず...
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秋の陽へふと笑まふがにくれなゐの松葉牡丹のふはりとひらく
平成二十五年十月十三日
8
先日の大風のとき、どこからか飛ば...
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二十よりさきをかぞへず白妙のダツラの群れにおかされゆきぬ
平成二十五年九月二十一日
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マロニエの吹き寄せらるる葉をよけて歩みけりはや秋をしみつつ
平成二十五年九月十七日
8
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あけはなつ窓ゆダツラのかをりきて身の上をよぎる夜はやさしき
平成二十五年九月十二日
7
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とほりあめただ通りゆくほつほつと散らふききやうのむらさきあはし
平成二十五年九月九日
13
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ごゐさぎの哲学しけり川の面に跳ぬる魚らをすなどりもせず
平成二十五年八月二十一日
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近所の川っぷちでゴイサギの幼鳥が...
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目のまへに止まりし蝉の音もなく去にけり暮るる夏つれるかに
平成二十五年八月十九日
10
仕事をしていたら急に外でブルッと...
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はつあきの夜風のはこぶ盆歌のとだえて虫の音のきはだちぬ
平成二十五年八月十八日
15
「初秋」と詠んだので食い違ってい...
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八月の蝉をいだいてあかねさす花房ゆるる並木路をゆく
平成二十五年八月八日
12
出先にピンクのさるすべりの並木道...
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秋立つ日いろ深みゆく青年の樹は枯れ葉めくさなぎを飼ひぬ
平成二十五年八月七日
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バス停でふと振り返ると、目の前の...
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連れだつてドアを出でにし黒アゲハわが道なりに低くひくく飛ぶ
平成二十五年八月五日
12
立ち寄ったコンビニの中に黒揚羽が...
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