紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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- 「職業に貴賤なし」てふその口で分け隔つひとを恥ぢし日のあり 平成二十一年九月二十八日 2 親世代の建前と本音は 違うよう... もっと見る
- ちゃぶ台のへりに髭づら並びいて牽制し合いつつ夕餉待つ 平成二十一年九月二十三日 7 ６匹の猫のうち ４匹は食いしん... もっと見る
- 連休もいつに変わらず病む猫の検体採りて獣医に向かう 平成二十一年九月二十日 9 持病持ちが一匹いまして、定期検査... もっと見る
- にゃごにゃごと言い訳をする猫を見つつ叱ったことをかすかに悔いる 平成二十一年八月二十四日 6 もっと見る
- 解題のなきゆえになおひしひしと病めるひとへのおもい伝わる 平成二十一年八月十四日 5 もっと見る
- 引き揚げの労苦を父は語らざりき 母は乳母日傘なりせば 平成二十一年八月四日 8 父は京城(ソウル)からの引き揚げ... もっと見る
- 迷い犬は戻りぬ飼い主のもとへ二度な迷いそな迷わせそ 平成二十一年七月十九日 4 警察から、飼い主がみつかったと電... もっと見る
- 指を噛む虫捕らうるは吾の役でそを飼う夫は少年となる 平成二十一年七月十三日 6 迷ってきた虫は飼うので 捕まえ... もっと見る
- 鳴き喚く猫を積み込みペダル漕ぐ ひとよ「虐待か」とな紛いそ 平成二十一年七月十二日 7 荷台に積んだケージの中で 獣医... もっと見る
- 世を人を評し揶揄するひとと吾は渡れぬ河の両岸にいる 平成二十一年七月九日 6 falconさまの歌： 歌詠め... もっと見る
- 幸うすき生と思いしに今際にてお世話さまとふひとの大きさ 平成二十一年六月二十八日 8 もっと見る
- にくしみを忘却れし祖母は在りし日に拳振るいし夫慕い泣く 平成二十一年六月二十八日 9 もっと見る
- 負の連鎖我にて絶たむと胸に決め見上げし空はあまりに青く 平成二十一年六月十六日 8 遠い昔のことです。 もっと見る
- ＤＶに仕返すごとく奔放に生きゆくひとよその名はハンナ 平成二十一年六月十六日 2 「女性への暴力に何一つ いいこ... もっと見る
- 自裁せし詩人はうたう「ふるえながら青く紫苑はくずれ折れる」 平成二十一年六月十一日 4 出典はゲオルク・トラークル 「... もっと見る
- 日脚伸び我が背後にて鳴く猫に餌の時刻の過ぎしを知りぬ 平成二十一年二月十八日 3 もっと見る
- 退屈の猫が結露のレエスより外透かし見る鈍色の朝 平成二十一年一月二十三日 3 もっと見る
- 大叔父の描きし童女たちはみなどことなく大叔母の貌をしている 平成二十一年一月十六日 4 大叔父は画家でした。 ふたりの... もっと見る
- うたのわの仲間に赤子生まれけむいざ言祝がん新たないのち 平成二十年十二月二十三日 6 もっと見る
- 半導体見つめる目にて骨董を眺めし君のこころ知りたき 平成二十年十一月十五日 5 精密機器は当然正確さが要求されま... もっと見る
