紫苑さん
のうた一覧
(カテゴリー:自然 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
冬ざれの陽の差し入らぬ道ゆけば朽ち葉水滲む等々力の渓
平成二十一年十二月十日
9
東京世田谷の等々力渓谷の近くに住...
もっと見る
かしましき雀の群れの飛び立ちてたわわな枝の靜もり揺るる
平成二十一年十二月十日
9
赤い実は鳥たちのご馳走のようです...
もっと見る
施肥を終え熱きコーヒー啜る眸に澄みて静けき冬の青空
平成二十一年十二月六日
22
お天気がよいのでベランダの鉢全部...
もっと見る
冬雨にわななきもせず裸木は鴎を見上げ立ち尽くしけり
平成二十一年十二月五日
11
もっと見る
己が名を知るがごとくに仙人掌の月待ちて咲くくれなひの花
平成二十一年十二月二日
8
Xマスシーズンに咲くのでこの通称...
もっと見る
樺いろの柔毛のうちに白々と枇杷はたしかな花をひらけり
平成二十一年十一月二十九日
7
もっと見る
「知りたまへされど触るるな」といふごとく野薊は我が手指を刺せり
平成二十一年十一月二十七日
12
薄紫の野薊を生けるために摘もうと...
もっと見る
冬ざくら闇に溶けゆく寂しさに案内ためらふ円覚の杜
平成二十一年十一月二十日
10
冬桜、見たことがあります。 ひ...
もっと見る
くれなひの椿ひともと一夜経て笑まふごとくに花をひらけり
平成二十一年十一月二十日
12
昨日紅椿を一本切ってきて、秋篠窯...
もっと見る
みどりの手え持たぬ我にその世話を教へ給ひし花を詠むひと
平成二十一年十一月十八日
5
花は好きですが、育てる腕前はごく...
もっと見る
冬薔薇なにゆゑ芽吹く過ちのゐたみはやがて身に降るものを
平成二十一年十一月十六日
28
2日ほど暖かかったせいか、ミニバ...
もっと見る
真っ白な空に戻れず地の上で蝕まれゆく天使の喇叭
平成二十一年十一月十三日
13
近所にまだエンジェルズ・トランペ...
もっと見る
北風のくちづけのごとひと刷毛の紅ふくみゐる白き山茶花
平成二十一年十一月十二日
9
もっと見る
言の葉をのせて伝えよ白薔薇の幽けき紅は闇に溶けゆく
平成二十一年十一月六日
5
幼い頃覚えたバラの名前は忘れない...
もっと見る
ピラカンサの実りを包む空気重り深紅の群れの苦しきまでに
平成二十一年十一月二日
3
もっと見る
花さうび咲き殻ひとつ摘み取れば色なき庭に冬の足おと
平成二十一年十一月一日
23
もっと見る
採るひともなく熟れ落つる柿の朱に木守りのひびき滲み零るる
平成二十一年十月三十日
9
もっと見る
秋の蝶日溜まりに翅やすむるを掌に掬へねば目をもて撫づる
平成二十一年十月二十八日
11
秋の蝶はまっすぐには飛べないので...
もっと見る
甘やかな褥のごとき香を放ちくれなひの葉の岸にふりつむ
平成二十一年十月二十四日
10
大岡川沿いの桜並木は 今が紅葉...
もっと見る
鈴懸の枝離れ来る小さき死の吹き寄せらるるバス通り裏
平成二十一年十月二十三日
5
もっと見る
[1]
<<
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
>>
[22]