紫苑さん
のうた一覧
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飄飄と鳴る風にたつ白樺に樹液のながれ脈うつを聞く
平成二十二年二月六日
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……知恵の泉が尽きまする。
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あづさゆみ春もなかばの山峡にしろかね敷ける筋ほそりゆく
平成二十二年二月四日
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本歌: あづさゆみ春立つ朝の銀...
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春浅しあはき夕陽に裸木の黄金に染まりやはらぎにけり
平成二十二年二月四日
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羽ばたかぬかげ曳きて飛ぶ猛禽をつつめる春のかなしきひかり
平成二十二年一月三十日
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最近、住処を追われたのか鳶が上空...
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地下駅のきざはし上がる我をうつ潮満つる風はらむ夕焼け
平成二十二年一月二十九日
6
帰宅時にちょうど満潮で川に潮が上...
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染め分けのうすき胡蝶のはなびらは陽にかほを向け春を恋ひしむ
平成二十二年一月二十五日
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淡い黄色と青のバイカラーのレケナ...
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春まだきうつし世の風を知らぬげに黄のフリージア我に微笑む
平成二十二年一月十八日
12
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氷盤を割る音のごと白鷹の張りつめしさま蒼穹に映ゆ
平成二十二年一月十六日
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木についていたプレートで名前を知...
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夕映えは辞世にも似て薄墨のきはに茜のいのちを燃やす
平成二十二年一月十一日
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「門前の風は死にき」と書きしひとの野沢の芹に生覚ゆらむ
平成二十二年一月六日
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立原正秋の「いつのとしだったか、...
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冬霞たなびく丘の彼方より飛行機雲は天に伸びゆく
平成二十二年一月五日
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曇天に色溶け込めど白蓮はつぼみのうちに熱抱きをり
平成二十二年一月四日
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白蓮(白木蓮)の蕾は灰色で目立ち...
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群雲の飛びゆくままにボレアスの猛き愛撫を総身に受くる
平成二十二年一月三日
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ボレアス=北風。 風の四兄弟の...
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目覚むれば思ひなしかに朱の濃く白月美しき元旦のあさ
平成二十二年一月一日
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いつに変わらぬ朝ですが、思いなし...
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裸木にからからと鳴る風葬のちひさき骨に彼岸をみたり
平成二十一年十二月二十三日
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「鵙の贄(もずのにえ)」は 秋...
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風わたる芦の中洲に白鷺は雪花石膏のごと匂ひ立つ
平成二十一年十二月二十一日
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冬空の無垢な残酷なべて拒み吸い尽くすほど底なしの蒼
平成二十一年十二月二十一日
11
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吹き荒ぶかほをな見せそ眠る子の屋根にふりつむ羽根であれ 雪
平成二十一年十二月十九日
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いきなりの大雪の地域は大変だと思...
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見慣れぬ芽あまた出で来し冬花壇いのち摘むるをためらひてをり
平成二十一年十二月十九日
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今は宿根草の根だけになった花壇に...
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たわわなる実は鈴のごと茅屋に桐ひともとの凝然と立つ
平成二十一年十二月十六日
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