ひげじぃさん
のうた一覧
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麻酔去りゆるり目覚めし病室の冷たき酸素 生きておるらし
令和三年九月二日
8
大した手術ではなかったけれど、長...
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空高し田んぼの中の案山子にも詮無き愚痴をこぼしおり
令和三年九月十六日
8
愚痴ってどうこうなるものでもない...
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ねぇ、似合ってる? 亡き妻に問いかけているユニクロの試着室
令和三年九月十八日
8
失って初めてぞ知る吾にとりて ...
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「じゃあ明日」スマホを消して一錠の薬は楕円の明日の空色
令和三年九月十九日
8
明るく語り合っていたけれど、ハル...
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碧天の白にじむ青切り抜きてその欠片持て君に逢いたき
令和三年九月二十六日
8
ブルーマンデーを前に、この際おり...
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颱風は霊山の嶺吹き越えて初風となり背後より吹く
令和三年九月二十九日
8
霊山は大分市内南西部にそびえる山...
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遠からず別離は来しと悟りしか母の微笑み聖母の如く
令和三年十月八日
8
施設での面会もままならず、職員の...
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秋風の吹き過ぐばかりの窓外を誰が捨てたかレジ袋舞う
令和三年十月十三日
8
最初は文語でどうにか作っていたの...
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濡れ髪のほつれほどける白魚のしなやかな指、朝に見えず
令和三年十月十九日
8
男は、いや、わたしはそもそもバカ...
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古里の家は土石に流されし 荒れ地に萩の花は咲くらむ
令和三年十月二十八日
8
今はもう駐車場になっているようで...
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街燈の輪の中に咲く月下香 ひとり棲む屋の夜に薫れり
令和三年十月三十日
8
夜になると妖艶な香りを放つ(らし...
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夜も凍みて足に搔いつく哀れ蚊のかなしからずや夏すぎけるに
令和三年十一月二十日
8
夏も過ぎて久しいというのに、なに...
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一膳の箸を揃えて晩酌の雹ふる闇にバケツ鳴りける
令和三年十一月二十六日
8
なんかダメだわ。 ダメだけど、...
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過ぎし世の五右衛門風呂は錆びつきて歴史の館にぽつんと坐せり
令和三年十一月三十日
8
先日訪れた歴史資料館に五右衛門風...
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冬茜追うて漁船の白波に大漁旗の鯛ははためく
令和四年二月三日
8
別府の山に沈む夕日を追うようにし...
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水引て泥にまみれし椀ふたつ 天高き空、ゴミとして出す
令和三年九月四日
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どろだらけになってしまった家財を...
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蠑螈さえおりふし鳴くと誰か言ひし鳴ける蠑螈の羨ましけり
令和三年九月九日
7
所説あるようですが、イモリの鳴き...
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秋晴にパンツの裾をたくし上げ子らは光りて水溜り飛ぶ
令和三年九月二十五日
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からりと晴れあがった道の、小さな...
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一部とて面会解除の報受けし施設の老母の笑みはこぼるる
令和三年十月九日
7
感染者数の減少に、施設から面会解...
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日を跨ぎ呂律も怪し酔眼のネオンの街に野猫は啼けり
令和三年十月二十二日
7
解除の声を聞き、久しぶりにネオン...
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